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03月20日-委員長報告・質疑・討論・採決-05号

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  1. 燕市議会 2019-03-20
    03月20日-委員長報告・質疑・討論・採決-05号


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    最終取得日: 2023-05-08
    平成31年  3月 定例会(第1回)    平成31年第1回燕市議会定例会会議録(第5号)            平成31年3月20日(水曜日)午前10時開議議事日程                               第 1  議案第2号から議案第7号まで               第 2  議案第8号から議案第40号まで              第 3  議案第41号 燕市教育委員会教育長の任命について     第 4  議案第42号 平成31年度燕市一般会計補正予算(第1号) 第 5  発議案第1号及び発議案第2号              本日の会議に付した事件                        日程第 1  議案第 2号 平成31年度燕市一般会計予算             議案第 3号 平成31年度燕市国民健康保険特別会計予               算                          議案第 4号 平成31年度燕市後期高齢者医療特別会計               予算                         議案第 5号 平成31年度燕市介護保険事業特別会計予               算                          議案第 6号 平成31年度燕市公共下水道事業特別会計               予算                         議案第 7号 平成31年度燕市土地取得特別会計予算  日程第 2  議案第 8号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更につ               いて                         議案第 9号 燕市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等               に関する条例の一部改正について            議案第10号 燕市特別職の職員の給与に関する条例の一               部改正について                    議案第11号 燕市職員の勤務時間、休暇等に関する条例               の一部改正について                  議案第12号 燕市災害弔慰金の支給等に関する条例の一               部改正について                    議案第13号 燕市債権管理条例の制定について            議案第14号 燕市道路占用料徴収条例の一部改正につい               て                          議案第15号 燕市下水道条例の一部改正について           議案第16号 燕市国民健康保険税条例の一部改正につい               て                          議案第17号 燕市介護保険条例の一部改正について          議案第18号 燕市指定地域密着型サービスに係る事業者               の指定に関する基準並びに事業の人員、設               備及び運営に関する基準を定める条例の一               部改正について                    議案第19号 燕市ひとり親家庭等医療費助成に関する               条例の一部改正について                議案第20号 燕市重度心身障害者医療費助成に関する条               例の一部改正について                 議案第21号 燕市地域経済牽引事業の促進による地域の               成長発展の基盤強化に関する法律第9条第               1項の規定に基づく準則を定める条例の一               部改正について                    議案第22号 燕市産業史料館条例の一部改正について         議案第23号 燕市森林環境保全基金条例の制定について        議案第24号 燕市都市公園条例の一部改正について          議案第25号 燕市営住宅条例の一部改正について           議案第26号 燕市有吉田東栄住宅条例の一部改正につ               いて                         議案第27号 燕市下水道事業受益者負担に関する条例の               一部改正について                   議案第28号 燕市長の選挙における選挙運動用ビラの作               成の公営に関する条例の一部改正について        議案第29号 弥彦村との水道事業の統合に伴う関係条例               の整理に関する条例の制定について           議案第30号 燕市児童クラブ条例の一部改正について         議案第31号 新潟市と燕市の境界変更の申請について         議案第32号 字の変更について                   議案第33号 市道路線の認定及び変更について            議案第34号 財産の取得について(分水小学校区におけ               る新たな保育園の整備事業用地)            議案第35号 平成30年度燕市一般会計補正予算(第               12号)                       議案第36号 平成30年度燕市国民健康保険特別会計補               正予算(第3号)                   議案第37号 平成30年度燕市後期高齢者医療特別会計               補正予算(第2号)                  議案第38号 平成30年度燕市介護保険事業特別会計補               正予算(第4号)                   議案第39号 平成30年度燕市公共下水道事業特別会計               補正予算(第4号)                  議案第40号 平成30年度燕市土地取得特別会計補正予               算(第1号)              日程第 3  議案第41号 燕市教育委員会教育長の任命について   日程第 4  議案第42号 平成31年度燕市一般会計補正予算(第1               号)                  日程第 5  発議案第1号 天皇陛下御在位三十年を祝す賀詞に関する               決議                         発議案第2号 議会の委任による市長の専決処分について出席議員(19名)   2番 岡 山 秀 義 君     3番 田 澤 信 行 君   4番 柳 川   隆 君     5番 宮 路 敏 裕 君   6番 小 林 由 明 君     7番 樋 浦 恵 美 君   8番 渡 邉 雄 三 君     9番 中 山 眞 二 君  10番 大 原 伊 一 君    11番 山 﨑 雅 男 君  12番 タナカ・キ ン 君    13番 塙     豊 君  14番 長 井 由喜雄 君    15番 齋 藤 信 行 君  16番 渡 邉 広 宣 君    17番 大 岩   勉 君  18番 土 田   昇 君    19番 堀   勝 重 君  20番 丸 山 吉 朗 君欠席議員(1名)   1番 柴 山   唯 君説明のため出席した者の職氏名  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 南 波 瑞 夫 君  教 育 長 仲 野   孝 君   総務部長 田 辺 一 幸 君  企画財政 田 辺 秀 男 君   市民生活 髙 野 光 郎 君  部  長             部  長  (筆頭部長)  健康福祉 佐 藤 徳 子 君   産業振興 小 澤 元 樹 君  部  長             部  長  都市整備 土 田 庄 平 君   水道局長 清 野 一 徳 君  部  長             (経営企                   画課長)  教育次長 山 田 公 一 君   教育委員 二 平 芳 信 君                   会 主 幹  総務課長 前 山 正 則 君   防災課長 今 井 和 行 君  兼選挙管  理委員会  事務局長  用地管財 藤 由   尚 君   企画財政 春 木 直 幸 君  課  長             課  長  市民課長 丸 山   亨 君   税務課長 荒 木 信 幸 君  収納課長 吉 田 孝 俊 君   健康福祉 本 間   修 君                   部副部長                   (保険年                   金課長)  長寿福祉 熊 谷 良 紀 君   商工振興 遠 藤 一 真 君  課  長             課  長  農政課長 東   正 人 君   農  業 志 田   晃 君                   委 員 会                   事務局長  都市計画 高 橋   徹 君   土木課長 高 波   茂 君  課  長  (空き家  等対策推  進室長)  営繕建築 更 科 政 博 君   下 水 道 佐 藤 一 正 君  課  長             課  長  会  計 小 池 和 恵 君   監査委員 若 月 雅 人 君  管理者兼             事務局長  会計課長  経営企画 松 村 金 司 君   施設課長 斉 藤 孝 徳 君  課 主 幹  子 育 て 白 井 健 次 君  支援課長職務のため出席した者の職氏名  議会事務 幸 田   博 君   議会事務 川 崎 祐 晴 君  局  長             局 議 事                   課  長  議会事務 丸 山   篤 君  局 議 事  課長補佐          午前10時29分 開議 ○議長(丸山吉朗君) おはようございます。最初に、柴山唯君より欠席との届け出がありましたので、報告しておきます。ただいまの出席議員は19名で、定足数に達しております。  あらかじめ通知したとおり、会議規則第9条第2項の規定により、会議時刻を繰り下げ、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元へ配付したとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。 △日程第1 議案第2号から議案第7号まで ○議長(丸山吉朗君) 日程第1 議案第2号から議案第7号まで、以上6件を一括議題とします。  本件に関し、予算審査特別委員長の報告を求めます。 ◆19番(堀勝重君) それでは、予算審査特別委員会審査報告をいたします。  本特別委員会に審査を付託された議案は、平成31年度燕市一般会計予算及び各特別会計予算の合計6件であります。去る3月14日、15日、18日の3日間にわたり委員会を招集して審査を行いましたので、その結果について報告いたします。なお、本特別委員会は全議員をもって構成されておりますので、その経過については省略させていただきます。  最初に、議案第2号 平成31年度燕市一般会計予算及び議案第4号 平成31年度燕市後期高齢者医療特別会計予算、以上2件につきましては、一部に反対意見がありましたので、起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号 平成31年度燕市国民健康保険特別会計予算、議案第5号 平成31年度燕市介護保険事業特別会計予算、議案第6号 平成31年度燕市公共下水道事業特別会計予算及び議案第7号 平成31年度燕市土地取得特別会計予算、以上4件につきましては、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) 予算審査特別委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対して質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 質疑はなしと認め、質疑を終結します。  これより一括して討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。 ◆14番(長井由喜雄君) 議案第2号 平成31年度燕市一般会計予算及び議案第4号 平成31年度燕市後期高齢者医療特別会計予算日本共産党燕市議団を代表し、反対の立場で討論を行います。  まずは、保育と教育の面からです。国は、10月から消費税の10%への増税を行い、この増税分を使って幼児教育、保育の無償化を行うとしています。幼児教育や保育の無償化は子育て世代も望み、本来歓迎すべきものですが、国が行おうとするこのたびの無償化の中身を見ると、ゼロ歳から2歳児は基本として対象とはならず、3歳以上の1号及び2号認定児に限られます。さらに、ここには2つの大きな問題点があります。1つは、保育料を無償とすると言いながら、この間保育、食育の観点から保育料に含まれてきた副食費を徴収し、その額は月額4,500円と言われています。2つ目は、私立の保育園、こども園、幼稚園などは無償財源を国も出すけれども、市町村が運営する公立保育園こども園、幼稚園はその対象から外し、自治体が全て負担せよというものです。  実際今回の予算では、10月から3月までの初年度分だけは国も負担するというものの、保育料から切り離された副食費は徴収されることになり、歳入雑入の各給食費負担金として計上されています。保育料は無償としながら、副食費を徴収することは所得の高い世帯には恩恵が多いものの、低所得の世帯には保育料のかわりに給食費が取られることになり、恩恵は極めて低くなります。生活に消費税の2%増税がかかれば、子育て世代には大きなダメージとなります。  このほかに保育にかかる問題点については、ゼロ歳児保育を含む未満児保育の充実のための予算が計上され、大曲八王寺保育園での受け入れ準備や、粟生津保育園改修に伴ってゼロ歳児の受け入れも可能とするとして、一定の前進を示すものとなっていますが、そこに紛れ込ませるようにきめ細やかな子育て支援と称して、乳児3人に対し保育士1人という3対1の保育士配置の基本を崩し、年度途中に1歳半を超える子供の受け入れのためにその基準を4対1に後退させる配置基準の見直しによる受け入れ枠の拡充を新年度の保育政策として示しました。  これは、親や保育現場が望む行き届いた保育のあり方ではなく、全国的な声と運動でよりよい保育を求める要望の中で築き上げられてきた1歳児でも3対1を基準とするという保育の基準を、国の基準を盾にして保育実施義務者である自治体がみずからこれを後退させ、なし崩しにしてしまうものにほかなりません。1歳半という年齢は、つかまり立ちからようやく人として2本足で立ち、2足歩行を獲得するときです。大人では何でもないものも、周りには危険がいっぱいです。一番目が離せない時期であり、両手で子供の手をつないでも2人の子供は手に余ってしまいます。1歳半の4つ子を日中皆さんが1人で面倒を見るように言われたら、これが現実的な保育のあり方であるかどうかです。ゼロ歳児も実際は2人の子供がやっとだと言われ、だからこそ1歳児も保育士1人が面倒を見る子は3人が限界であり、最低の基準となってきたのです。にもかかわらずこれを後退させることがどれほど重大なことであるのかを、後退予算の提案者である市長、副市長、教育長には身をもって知ってほしいと私は思います。  さて、教育についての予算の中にも中学に進学する新1年生が通学でかぶることになる自転車ヘルメットの1人1,000円の補助がなくなりました。予算に昨年同様に記載がされてはいますが、その中身は新1年生全員ではなく、他の扶助費を受けられる子供たちのみを対象とすることで、平成30年度当初予算に計上された76万5,000円は、新年度予算には11万円しか計上されていないのです。私は、改めて当局が示した予算資料のポイントと予算概要の中でこの記載を探しましたが、どこにも見つかりませんでした。予算審査の中で私がこの点を指摘しなければ、新中学1年生の親たちがヘルメット購入のときに初めてこれに気づいたということになったことでしょう。一つ一つの項目にしっかり目を通し、鈴木市政の時にこそくなやり方に目を光らす議会の役割の重要性を改めて認識することになりました。ヘルメット購入補助は、燕、吉田、分水が合併した平成18年度当初予算にもしっかりと盛り込まれており、交通安全都市宣言をした新燕市において、子供たちを市民を挙げて交通事故から守りたい、市も議会もともに子供たちの安全な登下校と児童生徒を持つ子育て世代の親たちにも、わずかな金額だけれども、ヘルメットの購入に対して支援をしたいというものであったと私は理解をしてきました。  しかし、鈴木市政の近年の子育て支援の考えは、この事業の充実を求めるのであれば、同じ子供への支援のどこかを削って予算を充てるのは当然だということのようです。東京オリンピックプロジェクトに2,154万円、定住・移住支援に4,500万円、転入新婚世帯の移住・定住事業には1,996万円、ヤクルトスワローズと絡んだイメージアップ事業には698万円、下町ロケットなどのメディアを絡めたシティプロモーション事業には1,000万円、これら事業も大いに結構なことでしょうが、目立つ事業推進の裏で子供たちに広くかかる約52万円の予算を削ることに、私は本当に大きな憤りを感じます。  さて、本予算に対しては他の議案として出された議員報酬引き上げや市長、副市長、教育長など特別職の報酬引き上げ、さらに入館料を引き上げ産業史料館条例の一部改正なども絡んで盛り込まれています。共産党議員団は、それぞれの常任委員会の中で関連するこれらの議案にも反対の立場を表明してきました。さらに、国民に番号を割り振るマイナンバー制度の推進など承服しかねる予算も盛り込まれています。  そして、議案第4号の後期高齢者医療特別会計についてですが、これは2008年4月に後期高齢者医療制度として発足したものです。75歳以上の高齢者、65歳以上の障がい者を対象とし、機械的に高齢者を区切って一つの医療保険に追い込むことによって、保険料も引き上げが繰り返されてきました。窓口負担は現役世代よりも軽いと政府が盛んに宣伝してきたにもかかわらず、負担は引き上げられるなど弊害と矛盾が深刻です。病気になりがちな一方で収入が少なく、暮らしが不安定な75歳以上の人たちを一つの保険に集めて運営することに無理があるものです。この制度は廃止し、もとの老人保険制度に戻せば、75歳を過ぎても国保や健保から切り離されず、際限のない保険料アップの仕組みもなくせるのではないでしょうか。私たち日本共産党議員団は、一貫してこれらの立場でこの会計には反対してきました。  以上、議案第2号の31年度一般会計と第4号の31年度後期高齢者医療特別会計に反対の意見を述べて討論を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。 ◆8番(渡邉雄三君) それでは、公明党議員団を代表して議案第2号 平成31年度燕市一般会計予算に賛成の立場から討論を行います。  今年度の当初予算、一般会計の総額は直近10年間で最大となる407億4,400万円、前年度比2.4%増であります。借換債の額を除いた実質的な予算規模は321億1,105万円となり、前年度比5.4%の減となり、実質的な予算と国の平成30年度補正予算により繰越事業を合わせた執行ベースでの予算を見ると、329億7,267万円、直近10年間で最も規模の小さい緊縮型予算となっております。このような厳しい財政状況の中、限られた予算の中でも早急にやらなければならない部分に関しては、きちっと配分されているものと考えております。42事業に及ぶ新規事業の予算、また28事業の拡充、雇用、就労を支える産業の振興、教育、子育て環境充実整備、市民が主役の健康づくり防災減災、災害に強いまちづくり、そして観光の振興等々、本予算の中には私ども公明党が目指す幼児から高齢者まで誰もが生まれ育ったまちで夢と希望を持って暮らしのできる安心安全なまちづくりと多くの事業で一致するところでもあります。  そこで、幾つかの事業を述べていきたいなと思っております。1つは、安心して産み育てられる子育て支援であります。3歳児健診において、視力の屈折検査を新たに導入し、遠視、近視、乱視など弱視の原因となる疾患の早期発見、早期治療につながるための3歳児視力屈折健診事業、とても大事な事業であります。子どもの医療費助成の対象者を入院、通院ともに高校卒業まで拡充する子ども医療費助成事業であります。  また、1つは知、徳、体を育成する教育の推進、確かな学力の習得とグローバルな人材の育成を進めるための新潟大学教育部とのパートナーシップ事業と、外国語教育を実施し国際理解を深めながらグローバルな人材を育成するジャック&ベティプロジェクト、豊かな人間性や社会性を育むための長善館学習塾燕キャプテンミーティングなど個性を伸ばす教育等々。  また、30年度繰越事業ではありますが、その財源を自治体クラウドファンディング計上している幼稚園、小学校エアコン整備事業であります。昨年の夏、日本列島は災害級とも言われるほどの暑さに見舞われ、小学生が亡くなる痛ましい事故も起きてしまいました。酷暑が恒常する中、いまだ設置されていない幼稚園、小学校にエアコン設置は喫緊の課題であります。本市においては市長の英断により、今年6月末までに設置の完了と聞いております。次代を担う人材の育成、子供たちが安心安全で意欲的に学習できる教育環境を整備する、こうした事業はとても重要であります。  また、いま一つは、災害に強いまちづくり自主防災組織の結成にいまだ至らない自治会があるなど、自治会の間で防災に対する意識や活動実績の格差が開いているため、住民が災害に対して自助、共助の精神で対応できる土台をつくるとともに、自主防災組織組織力向上と結成後の活動活発化、また小学校、中学校や地域住民、行政が一体となって防災教育を推進し、幼少期から継続した防災意識の醸成を図るための地域防災組織推進事業防災教育充実事業であります。  また、いま一つは、人にやさしい道路環境整備事業であります。毎年春を迎える時期になりますと、傷んだ道路等が多く見受けられ、こうした傷んだ道路の補修修繕や陥没等の危険箇所の修繕及び側溝の整備や防護柵、道路照明、カーブミラー等維持修繕を行い、市民が安全で安心して通行できる道路環境確保のための道路維持費、この事業を進めることで事故を未然に防ぎ、市民生活安全確保に多大な効果と安心をもたらすものであります。  今4点申し述べたのは、議案第2号、一般会計予算のほんの一部ではありますが、この一つ一つの事業が市民生活に直結するものであり、欠かすことのできない予算であります。速やかに執行することが教育環境の整備だったり、子育て環境の充実、産業の活性化、安心安全な住みよいまちづくりにつながるものと信じております。  議員各位におかれましては、31年度一般会計予算に賛同していただきますようお願いをいたしまして、私ども公明党の賛成討論といたします。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。 ◆10番(大原伊一君) 議長の許可を得ましたので、平成31年度燕市一般会計予算、議案第2号です、それから議案第4号、31年度後期高齢者医療特別会計予算に対して賛成の立場で討論を行います。  さて、今ほど一部の政党の方々は高校までの医療費無料化住宅リフォーム助成等、我が党が推進してきたと常々選挙等で発言をされておりますが、過去の議決を見るとことごとく予算案に反対をされています。本当にこんなことでよろしいんでありましょうか。本来であれば、賛成した議員各位が各種制度を承認してきており、一部政党が選挙で繰り返してあれも我が党、これも我が党とおっしゃっているのであれば、正々堂々賛成することが責任政党の責務と考えます。一般会計には生活保護世帯を支える予算、子供たちへの各種手当、福祉等市民生活を支える重要な予算案となっております。また、産業立市を目指す燕市にとっては、産業政策も重要な予算づけであります。  また、議案第4号、31年度後期高齢者医療特別会計予算について反対されるのであれば、対案となる予算案をきちっと示すべきであろうと思います。そうでなければ、後期高齢者医療特別会計の予算に当てはまる方々は医療難民となります。きちっとした予算案を出さずに、ただ反対するだけの反対であれば、それはただ目先の自分たちの意見だけを言っているだけにすぎません。政党や議員として一部に不満があったにせよ、市民生活を脅かすような大きな問題点がない限り、予算案を成立させることが重要だというふうに私は考えます。  議員各位のご理解をいただき、是非当初予算の成立と議案第4号、31年度後期高齢者医療特別会計予算の成立にご賛同いただき、是非とも成立をお願いをしたいと思います。  以上、討論といたします。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。 ◆17番(大岩勉君) 私は、議案第2号、一般会計予算に賛成の立場で討論させていただきます。  総合的に判断し、国からの交付税増額など依存財源が見込まれにくい現状を鑑みますと、全てのことを行政が行うことにある程度の限界があります。このたびの予算は、各部署に努力、苦労された予算計上と私から見れば思われます。国保は社会保障制度の一つで確立しているものでもあります。また、燕市の日本共産党議員団の反対討論を聞いていますと、市議会議員の議員報酬引き上げも、特別職報酬審議会が慎重審議されたもので、議員定数も4人、議員みずから削減提案もし、努力しております。その結果を踏まえてのものと思われます。反対討論されている方は、議員定数削減提案自体反対されておりました。報酬審議会の提案も受け入れられないのなら、きれいごとを述べるだけでなく、自主返上したらどうでしょう。しっかりと受け取っているのが現状なんです。返上し、プールし、議員退職時に寄附されたらどうでしょうか。それなら寄附行為にもなりません。何ら努力されることなく、受け取るのだけは受け取りながら、表面だけがそういった形の中で言っているのが燕市の日本共産党議員団なんです。  それとともに全小中学校及び保育園にも今期は冷暖房設備の設置予算なども計上されております。必要不可欠な財源も含まれているのが現状であります。燕市の日本共産党議員団は、市民受けだけを狙い、要求、要望だけはするが、こそくな反対だけをしているのが現状です。このような反対討論を通したんでは、燕市議会の恥でございます。議員各自、しっかりその辺を踏まえて今回の議案をしっかり審議された上で、賛同されることを期待して、私の賛成討論といたします。  終わります。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第2号から議案第7号まで、以上6件を採決します。  採決については、まず意見の異なる議案第2号及び議案第4号の2件を順次採決し、その他はその後一括採決とします。  最初に、議案第2号 平成31年度燕市一般会計予算を採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については、委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。          〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数18、賛成15、反対3であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号 平成31年度燕市後期高齢者医療特別会計予算を採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については、委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、総投票18、賛成15、反対3であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号 平成31年度燕市国民健康保険特別会計予算、議案第5号 平成31年度燕市介護保険事業特別会計予算、議案第6号 平成31年度燕市公共下水道事業特別会計予算及び議案第7号 平成31年度燕市土地取得特別会計予算、以上4件を採決します。  本件については、委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認め、よって議案第3号及び議案第5号から議案第7号までの以上4件は原案のとおり可決されました。 △日程第2 議案第8号から議案第40号まで ○議長(丸山吉朗君) 日程第2 議案第8号から議案第40号まで、以上33件を一括議題とします。  本件に関して、常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務文教常任委員会の報告を求めます。 ◆10番(大原伊一君) それでは、総務文教常任委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は11件であります。去る3月11日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。  最初に、議案第8号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号 燕市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については、特別職報酬等審議会においてどのような議論が行われたのかについて質疑がありました。当局からは、厳しい財政状況や景況感から据え置きが妥当であるという意見の一方、議員定数の4人削減と、さらに報酬額が1つ上位の三条市との差が大きいとする意見から、多数決の結果、引き上げの答申となった。なお、今後さらなる活発な議員活動により、市の活性化が図られることを期待するとの意見が付されたとの答弁がありました。  討論では、委員から労働環境が変化している状況の中、市民感情から市民を代表する立場として賛成できないとする反対の意見があったのに対し、審議会での答申は附帯意見のように市議会に対する今後の活動や市政発展への期待でもある。これを真摯に受けとめ、議員としてさらに職務を全うすることこそが責務であるとする賛成意見があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号 燕市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正については、前号と同様、審議会における議論の内容について質疑があり、当局からは据え置きという意見があった一方、ふるさと納税など大きな成果が見られたとの意見があり、結果、引き上げの答申となったとの答弁がありました。委員からは、特定の成果だけで特別職の報酬を考えるべきではない、市役所全体で不安定雇用の職員もいる現実を直視すべきであるとする反対討論と、議員と同様重責のある三役の報酬引き上げは対外的に活性化への波及が期待できるため賛成するとの賛成討論があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号 燕市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第12号 燕市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、議案第28号 燕市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正について及び議案第30号 燕市児童クラブ条例の一部改正については、それぞれ改正内容を再度確認するための質疑があり、いずれも審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第31号 新潟市と燕市の境界変更の申請については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第34号 財産の取得について(分水小学校区における新たな保育園の整備事業用地)は、保育園整備用地周辺の道路標識等安全対策について、また民間の運営事業者における今後の関係者への説明日程についてなど質疑がありました。当局からは、地域や保護者、個別に説明会を開催したい。日程は現在調整している。今後も事業の進捗に合わせて丁寧な説明に努めたい。道路交通等の安全面では、警察との協議を進めながら、事業者ともしっかり打ち合わせに入っていきたいとの答弁がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第35号 平成30年度燕市一般会計補正予算(第12号)における当委員会所管分について報告をします。主なものとして、教育費、子どもゆめづくり事業の各種大会、遠征費補助金の補正額内訳と団体数の質疑、クラウドファンディングにかかる基金積立金減額の詳細、保育運営費の備品購入費の内訳に関する質疑のほか、小学校エアコン整備事業では市内の6地区に分け、機械設備など16業者全て市内の業者を選定したこと、給食センター管理運営費の光熱水費増額要因として、夏の猛暑による東部、西部両センターの空調設備光熱水費が多くかかったことなどが審査され、この結果、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第40号 平成30年度燕市土地取得特別会計補正予算(第1号)は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) 次に、市民厚生常任委員長の報告を求めます。 ◆7番(樋浦恵美君) 市民厚生常任委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は11件であります。去る3月12日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。  最初に、議案第13号 燕市債権管理条例の制定については、まず今回の債権管理条例を制定するに当たり、現在の市の不納欠損額の状況についての質疑があり、当局からは各債権にわたる不納欠損額については全てを押さえてはいないが、今後出納閉鎖までに税務関係以外でも台帳の整理などを行い状況を把握したいとの答弁がありました。  また、納税相談の取り組みについての質疑があり、当局からは平成31年度から組織改編を行い、収納課収納係を収納係と滞納整理室とに分け、機能分担して相談を行っていく。納税相談に来られた人の相談内容に応じ、福祉に関連する他課への紹介などの対応は継続したいとの答弁がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号 燕市国民健康保険税条例の一部改正については、一般会計繰入金等について質疑があり、当局からは平成27、28年度に一般会計から繰り入れた2億2,000万円については、想定を超える医療費激増分に対する財政補填であり、その後の医療費及び現状の財政状況を勘案し繰り戻しをさせていただくものとの答弁がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号 燕市介護保険条例の一部改正については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号 燕市指定地域密着型サービスに係る事業者の指定に関する基準並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号 燕市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部改正については、改正の内容を確認するための質疑があり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第20号 燕市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第32号 字の変更について、議案第35号 平成30年度燕市一般会計補正予算(第12号)中、市民厚生常任委員会所管分について、議案第36号 平成30年度燕市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について及び議案第37号 平成30年度燕市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第38号 平成30年度燕市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)については、保険者機能強化推進交付金の目的について確認する質疑があり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。 ◆15番(齋藤信行君) 産業建設常任委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は13件であります。去る3月13日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。  最初に、議案第14号 燕市道路占用料徴収条例の一部改正について、議案第15号 燕市下水道条例の一部改正について及び議案第21号 燕市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第9条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部改正については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号 燕市産業史料館条例の一部改正については、使用料の年間パスポートがない理由について質疑があり、当局からは使用料となるとその施設を排他的に使用することとなり、それが年間ということになると一般の使用者に支障が出るので、通年での使用というのは無理があるものと考えているとの答弁がありました。  また、リニューアルオープン当たって企画等を考えているのかとの質疑があり、当局からは燕の産業繁栄の礎を築いた昭和の時代にタイムスリップというテーマで、体験工房館多目的室、屋外交流広場等でいろいろな企画を考えているとの答弁がありました。  そのほか施設を使用する場合、観覧料と使用料の両方の料金が必要となるかなどの質疑がありました。  討論では、この施設にこれ以上お金を使わないでほしいと、また観覧料を上げることは利用者を増やそうとすることに逆行する気がしてならないとの反対討論と、値上げについてはより充実したものを提供しているだけのものと受けとめている。また、新しくできる使用料を取る施設についても、日ごろ何が行われているのかなど情報発信を行っていただき、産業史料館がその機能を発揮できるよう期待しているとの賛成討論がありました。  起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第23号 燕市森林環境保全基金条例の制定については、国会ではまだ法案が通っていない中でこの基金条例を提案した理由について質疑があり、当局からは県から森林の環境整備等への活用財源として、市町村等に譲与される森林環境譲与税の受け皿として、当初予算で予算組みをしてほしいということで、この基本条例を提案したとの答弁がありました。そのほか、森林環境譲与税の原資となる森林環境税の徴収方法についてなど質疑がありました。  討論では、森林環境譲与税の原資となる森林環境税について、個人住民税に合わせて徴収するようなやり方には納得できないし、本来国の責任でやるべきで、市民にかけるような税負担には反対であるとの討論がありました。  起立採決を行った結果、可否同数となりましたので、委員長において裁決を行った結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号 燕市都市公園条例の一部改正について及び議案第25号 燕市営住宅条例の一部改正については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第26号 燕市有吉田東栄住宅条例の一部改正については、空き地の管理について質疑があり、当局からは空き地の管理については市で行っているとの答弁がありました。そのほか、現在12戸中11戸入居し、1戸貸している内容についてなど質疑がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号 燕市下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について、議案第29号 弥彦村との水道事業の統合に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について及び議案第33号 市道路線の認定及び変更については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第35号 平成30年度燕市一般会計補正予算(第12号)中、当委員会所管分について報告します。除排雪対策事業の増額理由について質疑があり、当局からは昨年の豪雪による消雪パイプ等の修繕料が主な増額の理由との答弁がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第39号 平成30年度燕市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) 各常任委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対し一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 質疑はなしと認め、質疑を終結します。  これより一括して討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。 ◆14番(長井由喜雄君) 議案第9号 燕市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正、議案第10号 燕市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正、さらに議案第22号 燕市産業史料館条例の一部改正と議案第23号 燕市森林環境保全基金条例の制定について、日本共産党燕市議員団を代表し反対の立場で討論を行います。  まずは、議員の議員報酬を3%引き上げとする議案第9号についてでありますが、これは現在の議員報酬を1万円引き上げて34万4,400円にするというものです。副議長は1万500円、議長は1万2,700円の引き上げとなります。私たちは、昨年10月の市議会議員選挙を経て今ここにいますが、議員という職についている我々に対する市民の率直な思いを感じてきました。皆さんも同じではないでしょうか。今市民の景気回復感は、意識として全くと言っていいほど高まってはいません。アベノミクスによる景気は回復しているなどと言っているのは、自民党と安倍首相だけで、市民の暮らしはよくなっているどころか、今年に入って軒並み値上げされている食品に不満と生活の不安が拭えず、さらに10月に実行するという消費税10%への引き上げが待っていると思うと、暮らしも子育てもお先真っ暗というのが市民の実感ではないでしょうか。  さらに、労働力も引く手あまたなどと言われてはいますが、新聞に入ってくるチラシ広告は派遣会社経由の仕事がほとんどで、実際に派遣労働者が増える一方で、いつ派遣切りに遭うかわからない不安の中で暮らす市民が多くなっているというのが現状ではないでしょうか。私は、今回の報酬改定には賛成することはできません。  同じく第10号の特別職の報酬改定は、市長が月額88万6,400円から1万7,700円引き上げて90万4,100円に、副市長は67万3,300円から月額1万3,400円引き上げて68万6,700円に、教育長は月額1万2,200円引き上げて62万3,000円とするものです。報酬審議会では、下町ロケットやふるさと納税など一生懸命頑張ってきた大きな成果が上がっているから引き上げが妥当であるとの意見があったということですが、下町ロケットは運よくロケ地に選ばれ、多くの市民や市外、県外の方々が協力したことによる成果であり、ふるさと納税にしても産地産業の魅力ある製品や農産物があったからこその成果ではないでしょうか。市長の報酬引き上げによる年額は28万589円増え、総額で1,084万9,200円となります。消費税増税分を特別職は前倒しでカバーされると言われてもいいのでしょうか。  議案第22号の産業史料館条例の一部改正は、入館料の引き上げです。燕市の産業史料を展示する史料館は、歴史を重ねています。そして、このたび約6億円をかけて修復、再生、刷新されました。しかし、このリノベーションにかけたお金も、日々の維持管理費も市民の税金から支出されているものであり、市民も入館するためにお金を払い、それがさらに引き上げられるということになったときに、市民が何度も通いたいという施設になるのか、私は不満よりも大きな不安を感じるのです。これから公共施設の使用料改定がどんどん出てくることでしょうが、この思いは共通のものとなるのではないかと思います。  議案第23号の森林環境保全基金条例については、そもそも森林の整備については国として重要な課題と位置づけ、国の一般会計で賄うべきものであると私たちは考えます。森林環境税は、市民1人に対して年額1,000円を課税する国税を原資として、個人住民税均等割と合わせて徴収されるものですが、一方で大企業などは負担ゼロで森林破壊、二酸化炭素排出の責任は問われない、原因者に負担を求めず国民から負担させるという全くもって不公平なものです。これを基金として積みますというこの基金条例には賛成することはできません。  以上、4議案について反対の意見を述べました。各議案審査に参加されなかった議員の皆さんには、今述べました意見に賛同いただけますようお願いをし、反対討論といたします。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はございませんか。 ◆8番(渡邉雄三君) 議案第9号 燕市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について賛成の立場で討論いたします。  今回の答申については、先ほど委員長報告にあったように、近隣の自治体の状況、人口規模、市内業者の景気動向、税収見込み、そして昨年市議会議員選挙において定数を4名削減して20名にしたことなどを考慮、ベースに、報酬等審議委員会の方々があらゆる角度から慎重に審議し、提出された答申であると認識しております。いろいろな意見が出されたと推測もしております。我々議員は、どのような状況であれ市民の皆様の代弁者として議員活動にしっかりと取り組み、市民の負託に応えることが第一義であることは当然のことと思っておりますが、報酬等審議委員の方からは私ども議員に対する期待でもあり、定数削減によって生じた守備範囲の拡大とともに、もっと頑張れと激励を含めての答申と受けております。その意味では、今回の答申を厳粛に受けとめて我々議員は市政の監視役とともに、市民の目線に立ってさらなる市民の安心安全、住みよいまちづくりのために尽力することが大切であると思っています。  よって、今回の燕市特別職報酬等審議会の答申に賛成といたします。議員各位におかれましては、今申し述べた事柄に是非とも賛成をしていただきたいと思っています。  以上で賛成討論とします。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。 ◆12番(タナカ・キン君) 私からは、今ほど反対討論、賛成討論がありました議案第9号、そしてまた議案第22号に対して私の立場で賛成討論を行います。  私、これで議員をやって16年たちましたが、これまでも議員報酬については私の周りの市民からは安過ぎると心配してもらっていました。市民もいろんな考えの方がいられると思いますが、合併して人口は7番目になった。しかし、議員報酬はずっと低いままでありました。それで人口は7番目なのに、議員報酬が20市中で14番目だとか、これはむしろおかしな話だと思います。今、日本全国で特にちっちゃい村や町の議員のなり手がないんだと、これも一つは報酬が低過ぎる、それも原因だと言われております。これでやっと人口規模に見合うとりあえずは7番目になるということでありますが、これにしても私、委員会のときも申しましたが、その審議委員の方は燕市でいろんな立場の方がいられて、審議をされるわけですけど、もちろん業界の方もいられるし、燕の議員報酬引き上げてということは、当然自分が会社で考えたときにやはり社員の給与とか、そしてまた子供から見ればお父さんの給料が上がったときに、よく私らも子供のころ言われたと思うんですよ。いや、お父さんの給料が上がったらとか、要するにそうやって議員の報酬をずっと引き下げた場合、今の反対討論、じゃ何番目が皆さんの反対されている人が妥当だと思われているのか。14番目なのか、じゃ7番目が悪くて10番目だったらいいのか、そんなことはありません。  先ほどの賛成討論の議員も言われたように、私たちは引き上げに対して、また報酬審議委員の方たちの期待、市民の期待にまた応えていく必要があるのは言うまでもありませんが、これでやっと心配してくれていた私の周りの市民に、これで燕もやっと20市中の人口7番目なので、その規模に応じた議員報酬になりますよと、そういう報告をすることができます。それらのことを皆さんもよく考えていただいて、何とぞ私の意見に賛同していただくことをお願い申し上げて、私の賛成討論といたします。  そして、議案第22号です。先ほど反対討論がありました。これはまた委員会でも反対討論があったものでありますけれども、これは私ちょっと300円が400円になると、そういうところでひっかかっているらしいですけれども、これ県内の美術館や博物館、そういったのをちょっと調べました。これ入館料でありますけれども、総合博物館、科学館、自然館と言われているものが、無料のところは入れません。7館ほどあります。一番高いところで600円、一番安いとこが1つ300円ありまして、これは平均で467円です。また、美術館や工芸館、文学館といった類いが、これがまた17館ありまして、これがまた平均466円です。歴史館、民族資料館、文化資料館といったものが、これ8館ありまして、これも464円です。燕市の産業史料館の300円を400円にする、これが高いというふうには当たらないと、皆さんもこれ聞いていてそう思われると思います。  しかし、燕の産業史料館は本当特殊です。例えば燕にはほかに長善館史料館という、良寛史料館というのありますけれども、これらと全く違います。違うという一番大きなところが、特別展示室があります。ただ単に常設している史料館ではなかったです、これまでも。しかも、今回はイノベーションすることによっていろんな体験工房館多目的室、屋外の交流広場やそういったものが開設されることになりました。私、これをちょっと言っておきたいんですけれども、以前新館ができたときに入館者6万人というような数字もひとり歩きしましたけれども、人が大勢見に来ればいいというようなものではもうありません。というのも、これどんどん、どんどん世界が変わっております。燕市の産業というのは、だから非常にいいサンプルのような気がします。戦後物が全くなかった時代においては、大量生産されてそれがみんな手に入る、それでもって成り立っておりました。  それからまた、高度成長の中にどんどん皆がブランド志向にもなりました。バッタもんなんかでもいいから、ブランドみたいのを持ちたいみたいなのもありましたけれども、今の世界の企業の戦略は他に類のないもの、これをみんなが求めている、そういうまた時代にもなりましたから、これは私最近読んだ本の中に書かれていたもんでありますけれども、ニューヨークのある美術館なんかにおいては、早朝よくギャラリートークといって学芸員が観覧者に説明するんでありますけれども、それまでにそこに集う人たちと明らかに顔ぶれがここ数年変わってきたと。これは、グレースーツに身を包んだ大企業などに勤めていられると思われる、知的プロフェッショナルと思われる人たちが参加していると。これは何を意味しているかというと、もう世界で戦うためには美意識がすごく大事になってきた、感性。そういう意味で私は産業史料館にすごく期待するのは、これまでとは全く違う物を見に行くとき、芸術を見るときに一番見た人がインパクト、衝撃、この衝撃がもしなかったらむしろ何にもならないんですよ。この衝撃が物をつくるときに参考になりますし、子供たちだったら感性をつかさどる前頭葉をまた刺激することになります。燕は産業、物づくりのまちであります。この産業史料館なくてはならない施設でありますし、さらなる他に類のないそういう美術館機能も含めたこの産業史料館を、今回300円から400円、これでもまだ私安過ぎると思っておりますので、またいずれそういう機会に私の意見を言わせていただきますけれども、今回のこの22号、産業史料館条例の一部を改正する条例については、今言った理由で賛成でありますので、何とぞ企業各位の皆さんに私の意見に賛同してもらうことをお願い申し上げて、私の賛成討論を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第8号から議案第40号まで、以上33件を採決します。  採決は、意見の異なる議案第9号、議案第10号、議案第22号及び議案第23号の4件について順次採決した後、他は別途一括採決とします。  最初に、議案第9号 燕市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数18、賛成15、反対3であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号 燕市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。          〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数18、賛成15、反対3であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号 燕市産業史料館条例の一部改正についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数18、賛成15、反対3であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号 燕市森林環境保全基金条例の制定についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。        〔投票総数17人、賛成14人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数17、賛成14、反対3であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号 新潟県市町村総合事務組合規約の変更について、議案第11号 燕市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第12号 燕市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、議案第13号 燕市債権管理条例の制定について、議案第14号 燕市道路占用料徴収条例の一部改正について、議案第15号 燕市下水道条例の一部改正について、議案第16号 燕市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第17号 燕市介護保険条例の一部改正について、議案第18号 燕市指定地域密着型サービスに係る事業者の指定に関する基準並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第19号 燕市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第20号 燕市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第21号 燕市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第9条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部改正について、議案第24号 燕市都市公園条例の一部改正について、議案第25号 燕市営住宅条例の一部改正について、議案第26号 燕市有吉田東栄住宅条例の一部改正について、議案第27号 燕市下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について、議案第28号 燕市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正について、議案第29号 弥彦村との水道事業の統合に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第30号 燕市児童クラブ条例の一部改正について、議案第31号 新潟市と燕市の境界変更の申請について、議案第32号 字の変更について、議案第33号 市道路線の認定及び変更について、議案第34号財産の取得について(分水小学校区における新たな保育園の整備事業用地)、議案第35号 平成30年度燕市一般会計補正予算(第12号)、議案第36号平成30年度燕市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第37号 平成30年度燕市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第38号平成30年度燕市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第39号 平成30年度燕市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)及び議案第40号平成30年度燕市土地取得特別会計補正予算(第1号)、以上29件を一括採決します。  本件については委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 異議なしと認め、よって議案第8号、議案第11号から議案第21号まで及び議案第24号から議案第40号まで、以上29件については原案のとおり可決されました。 △日程第3 議案第41号 燕市教育委員会教育長の任命について ○議長(丸山吉朗君) 日程第3 議案第41号 燕市教育委員会教育長の任命についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。 ◎市長(鈴木力君) それでは、議案第41号 燕市教育委員会教育長の任命についての提案理由のご説明を申し上げます。  燕市教育委員会教育長である仲野孝氏が平成31年3月31日をもって任期満了となるため、後任として遠藤浩氏を教育長に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。  遠藤浩氏は、昭和40年5月19日生まれで、現住所は上越市本城町4番68号でありますが、生活の根拠地は新潟市東区はなみずきであります。同氏は、新潟大学理学部を卒業後、新潟県公立学校教員に採用され、学校現場で教鞭をとるとともに、県高等学校教育課においても指導主事や管理主事を歴任され、現在は上越総合技術高等学校長を務められております。  同氏は、教育者として学校現場に熟知しておられるとともに、教育行政にも精通しておられ、その幅広い識見は教育長に適任であると存じます。任期は、本年4月1日から3年間となります。  ご審議の上、ご同意たまわりますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(丸山吉朗君) 説明が終わりました。  質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。本件については会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認め、よって本件については委員会付託を省略することに決定しました。  お諮りします。本件は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決することに決定しました。  これより議案第41号 燕市教育委員会教育長の任命についてを採決します。  本件は同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認め、よって議案第41号は同意することに決定しました。 △日程第4 議案第42号 平成31年度燕市一般会計補正予算(第1号) ○議長(丸山吉朗君) 日程第4 議案第42号 平成31年度燕市一般会計補正予算(第1号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。 ◎企画財政部長(筆頭部長) 田辺秀男 君) それでは、議案第42号をお願いいたします。議案第42号 平成31年度燕市一般会計補正予算(第1号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正予算は、消費税率の引き上げによる低所得者や子育て世帯への影響を緩和するとともに、地域での消費を喚起下支えするため、国の補助金を財源にプレミアム付商品券の発行、販売に係る経費を計上するものであり、早急な対応が必要なことから、追加議案でお願いするものでございます。  平成31年度燕市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。  第1条は、歳入歳出予算の補正であります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,951万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ408億7,351万円とさせていただき、第2項は歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりお願いするものであります。  2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の歳入であります。14款国庫支出金、補正額1億2,951万円、2項国庫補助金、同額であります。  歳入の補正額合計1億2,951万円、補正後の歳入合計を408億7,351万円とさせていただき、3ページをお願いいたします。  歳出であります。3款民生費、補正額3,544万6,000円、1項社会福祉費、同額であります。  7款商工費9,406万4,000円、1項商工費、同額であります。  歳出の補正額合計1億2,951万円、補正後の歳出合計を408億7,351万円とさせていただくものであります。  以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(丸山吉朗君) 説明が終わりました。  質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認め、よって本件については委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。 ◆14番(長井由喜雄君) 議案第42号 平成31年度燕市一般会計補正予算(第1号)について、反対の立場で討論を行います。  この補正予算の中身は、消費税10%増税による低所得者、子育て世帯への影響緩和として、燕市においては1億2,951万円が国庫補助金として歳入に上がっています。そもそも10月から行おうとする消費税増税に関係してのものです。プレミアム商品券には世論調査でも55%が反対し、消費税増税のポイント還元にも64%が反対しています。プレミアム商品券に約1億3,000万円もかけて、事務費が3分の1以上を占め、対象世帯を住民税非課税世帯の1万4,000人、ほぼ3歳未満の子供の数2,000人としていますが、対象のプレミアム商品券分は全員がこれを求めたとしての額で、低所得者世帯の方々が全員これを求めるとは当然考えられません。8,000万円のうちどれだけの商品券が出回るのか大きな疑問です。低所得者対策というなら、消費税そのものの増税をやめるべきであり、大企業や大金持ちに応分の負担を求めるのが基本ではないでしょうか。  以上、この議案には賛成できませんので、反対討論とします。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第42号 平成31年度燕市一般会計補正予算(第1号)を採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数18、賛成15、反対3であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 △日程第5 発議案第1号及び発議案第2号 ○議長(丸山吉朗君) 日程第5 発議案第1号及び発議案第2号を一括議題とします。  初めに、発議案第1号 天皇陛下御在位三十年を祝す賀詞に関する決議について、発議者より提案理由の説明を求めます。 ◆17番(大岩勉君) 発議案第1号 天皇陛下御在位三十年を祝す賀詞に関する決議についての提案理由につきましては、皆様へ配付済みの賀詞案の朗読にかえさせていただきます。  賀詞。天皇陛下におかせられましては、本年御即位三十年をお迎えになりましたことに心よりお祝いを申し上げます。  この間、天皇陛下には被災地への御慰問や戦没者慰霊の旅を続けられ、常に国民の幸せと世界の恒久平和を希求されてまいりました。  ここに燕市議会は、市民を代表して謹んで感謝と慶祝の意を表します。  国民の一人として議員皆様方のご賛同を賜りたく提案いたしました。何とぞよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(丸山吉朗君) 次に、発議案第2号 議会の委任による市長の専決処分について、発議者より提案理由の説明を求めます。 ◆7番(樋浦恵美君) 発議案第2号 議会の委任による市長の専決処分についての提案理由の説明を申し上げます。  地方自治法第96条に規定されている議会の議決事件のうち軽易な事項でその都度議決を得ることや迅速な対応が必要なものについて、同法第180条第1項の規定により、平成31年4月1日以後において市長が専決処分することができる事項を規定するものであります。  第1号は、法律上その義務に属する1件50万円以下の損害賠償の額を定めるものであります。  第2号は、目的の価額が1件50万円以下の金銭債権に係る訴えの提起、和解及び調停に関するものであり、第3号は公営住宅の家賃等の支払いまたは明け渡しの請求に係る訴えの提起、和解及び調停に関するものであります。  第2号及び第3号の規定につきましては、今般上程されております市の債権管理をより効率的に行うために統一的な管理基準を明確にした燕市債権管理条例の制定にあわせ、公平性の確保と迅速な滞納金回収手続の執行、また滞納に至らないための抑止効果発現のためには、本規定が必要と考えるものであります。  以上申し上げまして、提案理由の説明といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山吉朗君) 説明が終わりました。  これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  なお、発議案第2号については、委員会提出案件のため会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を行いませんが、発議案第1号についてはお諮りします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認め、よって発議案第1号についても委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより発議案第1号及び発議案第2号の2件を一括採決します。  本件はそれぞれの原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第1号及び発議案第2号の2件はそれぞれ原案のとおり可決されました。 ○議長(丸山吉朗君) 以上で本日の日程は終了し、本定例会に付議された案件は全部終了しました。  これで本日の会議を閉じ、平成31年第1回燕市議会定例会を閉会します。          午後 零時09分 閉会...